【英検®3級】1問何点?CSEスコアを世界一わかりやすく解説!合格点がわかる配点の仕組み

「英検®3級の過去問をやってみたけど、これって何問正解すれば合格なの?」 「リーディングは1問5点…とか決まってるのかな?」 「そもそもCSEスコアって何…?難しそう…」

英検®3級の合格を目指して勉強を頑張っているあなた。いざ自己採点してみても、ハッキリとした点数がわからず、こんな風にモヤモヤした気持ちになっていませんか?

実は、今の英検®は「1問=〇点」という単純な計算ではないんです。でも、安心してください。この「配点の仕組み」は、一度理解してしまえば全く難しくありません。

この記事を読めば、

  • 謎の言葉「CSEスコア」がスッキリわかる!
  • 一次試験、二次試験の合格点がハッキリわかる!
  • 自己採点から合格できるか予測する方法がわかる!
  • 合格のために「どこに力を入れて勉強すべきか」がわかる!

という、合格に必要な情報がすべて手に入ります。 さあ、配点の仕組みをマスターして、ライバルに差をつける「戦略的な学習計画」を一緒に立てていきましょう!


目次

英検®3級の配点のナゾ:「1問=〇点」ではない理由

まず、一番大事なことからお伝えします。 今の英検®では、リーディングやリスニングの正解数(これを「素点」と言います)が、そのままあなたの点数になるわけではありません。

「え、どういうこと?」と思いますよね。 英検®では、「CSEスコア」という特別なものさしを使って、あなたの英語力を公平に測っています。


CSEスコアとは?世界一わかりやすく解説します!

難しく聞こえるかもしれませんが、考え方はシンプルです。 CSEスコアとは、あなたの解答結果を、世界共通の基準にあてはめて「あなたの今の英語力はこれくらいですよ」と数値で示したもの、と考えてみてください。

ゲームで例えるなら、経験値を集めてレベルアップするのに似ています。どのモンスターを倒しても経験値がもらえるように、どの問題に正解してもあなたの英語力を示すスコアが加算されていくイメージです。

そして、英検®3級では、技能ごとに満点スコアが決まっています。

【英検®3級】各技能の満点CSEスコア

試験技能満点CSEスコア
一次試験リーディング550点
リスニング550点
ライティング550点
二次試験スピーキング550点

すごい発見がありませんか? そうです! 問題数が全く違うリーディング、リスニング、そしてたった1問のライティングが、すべて同じ550点満点で評価されるのです。

ポイント: リーディング・リスニング・ライティングは、問題数に関係なく、**すべて同じ価値(ウェイト)**を持っています。


ズバリ!英検®3級の合格点(合格基準スコア)は?

では、このCSEスコアを何点取れば合格できるのでしょうか? 合格基準スコアは級ごとに決められています。

  • 一次試験(リーディング・リスニング・ライティング)
    • 3技能合計 1650点満点 のうち、合格基準スコアは 1103点 です。

  • 二次試験(スピーキング)
    • 550点満点 のうち、合格基準スコアは 353点 です。

つまり、一次試験では、リーディング・リスニング・ライティングの3つの技能の合計スコアが「1103点」を超えれば、二次試験に進むことができます!


【独自ノウハウ】自己採点から合格を予測!簡単シミュレーション

「CSEスコアの仕組みはわかったけど、結局、自己採点で何問くらい合っていればいいの?」 ここが一番知りたいポイントですよね。

正確なCSEスコアは結果が届くまでわかりませんが、おおよその合格ラインを予測する方法があります。過去のデータから見ると、だいたい各技能で6割程度の正解が、合格の一つの目安になります。

やってみましょう!

簡単シミュレーション

  1. リーディングとリスニングの正解率を計算しよう
    • 過去問を解いて、リーディングとリスニング、それぞれの正解数を数えます。
    • (正解数 ÷ 問題数)× 100 で正解率(%)を出してみましょう。
    • 例: リーディングが30問中18問正解なら、18 ÷ 30 = 0.6 なので、正解率は**60%**です。

  2. ライティングの出来を評価しよう
    • ライティングは1問しかないので、正解率は出せません。
    • 問題で聞かれていること(①質問への答え、②理由2つ)が書けているか、単語数(25〜35語)は目安に合っているか、などで自己評価してみましょう。

  3. 合格ラインを予測!
    • もし、リーディングとリスニングの正解率が65%を超えていて、ライティングもそこそこ書けているなら、合格の可能性はかなり高いと言えます!
    • 逆に、どちらかの技能が極端に低い(50%未満など)場合は、少し注意が必要です。他の技能でしっかりカバーする必要があります。

配点からわかる!合格への最短ルート戦略

さて、ここまで配点の仕組みを見てきて、合格のために一番大切なことは何だと思いますか?

それは、「苦手な技能を作らないこと」そして「ライティングを絶対に捨えないこと」です!

1.すべての技能をバランスよく勉強しよう

リーディング・リスニング・ライティングは、すべて550点満点。つまり、どれか一つでも0点だと、合格は非常に難しくなります。「リスニングは得意だから、リーディングだけやろう」という勉強法はNGです。毎日少しずつでも、すべての技能に触れるようにしましょう。

2.たった1問のライティングが合否を分ける!

これが最も重要な戦略です。 リーディングやリスニングで1問間違えても、失うスコアはわずかです。しかし、ライティングで点数が取れないと、ごっそり550点分のスコアを失う可能性があります。

逆に言えば、ライティングで高得点を取れれば、たとえリーディングやリスニングで少し失敗しても、一気に合格に近づけるのです。 ライティングには、高得点が取りやすい「型」があります。ぜひ、参考書などで書き方を学び、実際に書く練習を何度も繰り返してください。

まとめ:配点を制する者が、英検®3級を制す!

最後に、今日のポイントをおさらいしましょう。

  • 英検®3級は「1問=〇点」ではなく、「CSEスコア」で評価される。
  • R・L・Wの3技能は、問題数に関係なくすべて550点満点。
  • 一次試験の合格基準スコアは、1650点満点中「1103点」。
  • 合格の鍵は、たった1問で550点満点の「ライティング」が握っている!

配点の仕組みがわかると、自分の弱点や、これから力を入れるべきことがハッキリと見えてきたのではないでしょうか? ぜひ、この知識を使って、あなただけの最強の学習計画を立ててみてください。

計画的に学習を進めれば、合格はもう目の前です。 あなたの挑戦を、心から応援しています!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次