一次試験の合格、本当におめでとうございます! 二次試験の受験票が手元に届き、いよいよ面接本番が近づいてきましたね。
受験票に書かれた「集合時間」の文字を見て、ふと、こんな疑問が頭に浮かんでいませんか?
「この集合時間、一体何分前に行けばいいんだろう?」 「早く着きすぎても、待つのが疲れそう…」 「でも、ギリギリに行って遅刻したら、どうしよう…」
初めての二次試験、ただでさえ緊張するのに、当日の動きまで不安だと、余計にドキドキしてしまいますよね。
大丈夫、安心してください。 この記事では、そんなあなたの「時間に関するあらゆる疑問」に、一つひとつ丁寧にお答えしていきます。
ベストな到着時間はもちろん、受験生の皆さんが本当に知りたい「よくある質問TOP5」も用意しました。これを読めば、当日のスケジュールに関する不安はすべてなくなり、自信を持って面接の準備に集中できますよ。
結論:集合時間の「15分前」に会場到着がベストアンサーです
まず、一番知りたい結論からお伝えします。 英検®二次試験の会場に到着するベストな時間は、あなたの受験票に書かれている集合時間の「10分〜15分前」です。
「え、思ったよりギリギリ?」と感じるかもしれませんが、これにはちゃんとした理由があります。
【理由①】早く着きすぎても、待つ時間で疲れてしまうから
例えば、集合時間の30分以上前に着いても、まだ会場の準備ができていなかったり、建物の中に入れなかったりすることがあります。外で長時間待っていると、本番前に集中力が切れたり、緊張がピークになって疲れてしまいます。
【理由②】「集合時間」が「受付開始時間」だから
「集合時間」は、「この時間までに必ず席に着いていなさい」という時間ではありません。「この時間から受付を始めますよ」という合図です。ですから、この時間ちょうどに受付の列に並び始められるように行けば、全く問題ありません。
大切なこと: 15分前到着は、万が一電車が少し遅れたり、駅から会場まで少し迷ったりしても、落ち着いて対応できる「安心のための時間」です。この「心の余裕」が、本番のパフォーマンスに繋がります。
【疑問をスッキリ解消】英検®二次試験・当日の時間に関するよくある質問TOP5
ここからは、皆さんが抱える細かい疑問について、Q&A形式でスッキリ解決していきます!
Q1. 「集合時間」と、実際に面接が始まる「面接時間」は違うのですか?
A1. はい、全く違います。
これは非常に重要なポイントです。「集合時間」は、あくまで受付を済ませる時間です。 受付後、「受験者控室」という場所で待機し、順番に呼ばれてから面接室へ向かいます。そのため、実際に面接を受けるのは、集合時間から30分~1時間ほど後になることがほとんどです。
「集合時間=面接開始時間」ではない、ということを覚えておきましょう。
Q2. もし集合時間に遅刻しそうになったら、どうなりますか?
A2. 原則として、遅刻は認められず、受験できなくなる可能性があります。
残念ながら、英検®二次試験には「〇分までの遅刻ならセーフ」というルールはありません。指定された集合時間内に受付を済ませないと、棄権したと見なされてしまうことがあります。
電車の遅延など、やむを得ない事情がある場合は「遅延証明書」をもらって会場の係員に相談することになりますが、それでも受験できる保証はありません。 「遅刻は絶対にできない」という気持ちで、余裕を持って家を出ることが何よりも大切です。
Q3. 会場に着いてから、全部でどのくらい時間がかかりますか?
A3. 集合時間に到着してから、解散するまでの合計時間は、およそ60分~90分が目安です。
面接自体は7分程度ですが、受付や待機時間があるため、全体では意外と時間がかかります。 試験が終わった後の予定を立てる時や、保護者の方に迎えに来てもらう時の参考にしてください。
Q4. 保護者の待機場所はありますか?付き添いはどこまで可能ですか?
A4. 会場によりますが、「待機場所はない」と考えておいた方が良いでしょう。
これは、保護者の方も非常に気にされる点です。 高校や大学といった広い会場の場合は、保護者控室が用意されていることも稀にあります。しかし、貸会議室などの小さな会場では、待機場所はほとんどありません。
付き添いができるのは、基本的には会場の建物の入り口や、受付の手前までです。受験者控室には、受験生本人しか入れません。 保護者の方には、近くのカフェなどで待ってもらうか、終わる時間を見計らって再度来てもらうよう、事前に相談しておきましょう。
Q5. もし、すごく早く着きすぎてしまったら、どうすればいいですか?
A5. 会場のすぐ近くで待たず、少し離れたカフェなどでリラックスするのがおすすめです。
早く着いてしまったからといって、会場の入り口の前でずっと立っていると、緊張ばかりが高まってしまいます。そんな時は、
- 近くのカフェやベンチで座って、温かい飲み物を飲む
- 参考書を軽く見直す(詰め込みすぎはNG)
- 好きな音楽を1曲だけ聴いて、気持ちを落ち着ける
など、自分なりにリラックスできる方法で時間を過ごしましょう。そして、集合時間の15分前になったら、お手洗いを済ませてから、スッキリした気持ちで会場に向かいましょう。
まとめ:ベストな到着時間で、心に余裕を
最後に、今日のポイントをまとめます。
- 二次試験会場への到着は、集合時間の15分前がベスト!
- 「集合時間」は「面接開始時間」ではないので注意。
- 会場に着いてから終わるまでは、合計60分~90分かかる。
- 保護者の待機場所はないことが多い、と事前に伝えておこう。
たくさんの疑問が解消され、当日の自分の動きが、明確にイメージできたのではないでしょうか。 本番で大切なのは、あなたがこれまで積み重ねてきた英語力、そして「落ち着いて話す」という心の状態です。
完璧な時間管理で、心に余裕を持って会場のドアを開けてください。 あなたの健闘を心から祈っています!