TOEIC 400点台から600点を達成するのに必要な勉強時間

目次

TOEIC 400点台は伸びしろの塊!200時間で600点を達成する最短ルート徹底解説

「TOEICのスコアが400点台から伸びない…」
「600点なんて、夢のまた夢かも…」

実は、TOEIC 400点台のあなたは、まさに「伸びしろの塊」。正しい学習法に切り替えれば、一番スコアが上がりやすい、とってもおいしい時期なんです。

今回は、400点台から600点達成に必要な勉強時間と、それを可能にするテクニックを、パート別に具体的に伝授します!

TOEIC 400点→600点に必要な勉強時間は「約250〜300時間」

いろんなサイトで「450時間必要」なんて書かれていることもありますが、それは真正面から全部を理解しようとした場合の話。私が教える方法なら、もっと短く、約250〜300時間で十分に達成可能です。

  • 1日2時間の勉強なら、約4ヶ月
  • 1日3時間なら、なんと3ヶ月かからずに達成できる計算です。

ただし、これはあくまで目安。大切なのは、時間よりも「何を」「どう学ぶか」です。これからお話しするテクニックを使えば、あなたの勉強時間はもっと短くなりますよ。

なぜ400点台で伸び悩む?原因は「基礎体力」と「戦術」の不足

400点台のほとんどの人は、中学・高校レベルの英単語と英文法という「基礎体力」が少し足りていません。そして、TOEICというテストの問題パターンを知らないまま、「戦術」なしで挑んでしまっています。

でも、大丈夫。裏を返せば、この2つを強化すれば、スコアは驚くほど簡単に上がります。全文を読んだり、すべてを聞き取ったりする必要なんてないんです。

200点アップを達成する!即効性テクニック【パート別攻略法】

ここからは、具体的なテクニックをお教えします。「この問題はこう解く!」という指示に従って、トレーニングしてみてくださいね。

🎯 Part 1 & 2:リスニングの得点源!全文聞き取れなくてOK!

リスニング前半は、集中力さえ続けばスコアを稼げるサービスパートです。

  • Part 1(写真描写問題)
    • 見るべきは「人」と「モノ」の動き:写真が出てきたら、まず「誰が(何が)」「何をしている(どういう状態か)」だけを頭の中で簡単に日本語にします。(例:「男の人が、箱を運んでいる」)
    • 動詞を集中して聞け!:選択肢の音声が流れたら、主語と動詞だけに集中!明らかに違う動きを表す動詞が聞こえたら、即消去。
    • 「モノ」か「人」か:主語が明らかにモノなのに HeShe が聞こえたら、その選択肢は間違いです。
  • Part 2(応答問題)
    • 最初の1語に全集中!Who, When, Where, Why, How の5W1Hを絶対に聞き逃さないでください。ここを聞き取れば、8割は正解できます。
    • Whyで聞かれたら Because を探すな!Why の質問の答えは、Because で始まらないことの方が多いです。「〜するため (To do)」や、理由を述べる普通の文章が正解になりやすいと覚えておきましょう。
    • Yes/Noで答えられない質問を覚える:5W1Hの質問は、Yes/Noでは絶対に答えられません。選択肢の冒頭で YesNo が聞こえたら、即消去!

🎯 Part 5:文法問題は0.5秒で解く!全文読んだら負け!

Part 5は時間との勝負。30問を10分、つまり1問20秒で解くのが目標です。

  • 選択肢を先に見て、問題パターンを見抜け!
    • connect, connecting, connected, connection のように、**同じ単語の形違いが並んでいたら「品詞問題」**です。空所の前後だけを見て、入るべき品詞(名詞?動詞?形容詞?)を判断します。全文を読む必要は一切ありません!
    • in, on, at, for のように、前置詞や接続詞が並んでいたら「語彙問題」。これは少し知識が必要ですが、よく出るパターンは決まっています。for の後ろは「期間」、at の後ろは「特定の場所や時間」など、核となるイメージを覚えましょう。
  • この単語を見たら、これを探せ!
    • due to ~(〜が原因で)、instead of ~(〜の代わりに)など、セットで使われる熟語はそのまま暗記。選択肢に見つけたら、即マークして次に進みましょう。

🎯 Part 7:長文読解は「宝探しゲーム」だ!

時間が足りなくなる最大の原因がPart 7。でも、これも全文を丁寧に読む必要はありません。

  • 設問を先に読め!:必ず、本文を読む前に設問に目を通します。何を聞かれるかが分かっていれば、本文の中から答え(宝)を探すだけです。
  • 固有名詞数字日付 を探せ!:設問に人の名前や会社名、金額、日付などが出てきたら、本文中の同じ単語をスキャンするように探します。答えは、ほぼその周辺に書かれています。
  • NOT問題は後回し!:「本文に書かれていないのはどれか?」という問題は、他の選択肢が本文のどこにあるかを探す必要があり、時間がかかります。いったん飛ばして、時間が余ったら戻ってきましょう。

最短で600点を達成するための学習計画

さあ、テクニックが分かったら、あとは実践あるのみ!以下の3ステップで学習を進めてください。

最初の1ヶ月:中学レベルの単語と文法を総復習

  • 単語帳は1冊を完璧に:TOEIC 600点目標向けの単語帳(「銀のフレーズ」など)を1冊買い、毎日50個ずつでもいいので必ず触れます。意味が0.5秒で出てくるまで繰り返しましょう。
  • 文法はPart 5の問題集で:薄いものでいいので、Part 5対策の問題集を解きましょう。間違えた問題は、なぜ間違えたのか解説をしっかり読み込むことが重要です。

次の2ヶ月:公式問題集で「解き方」を体に叩き込む

  • 時間を計って解く:必ず本番と同じ時間設定で解き、「時間が足りない」という感覚を体験してください。
  • 答え合わせは「なぜ正解か」を徹底分析:正解した問題も、「なぜ他の選択肢はダメなのか」を説明できるようにします。特にリスニングは、スクリプトを見て、聞き取れなかった部分を何度も音読(シャドーイング)すると、劇的に聞き取れるようになります。

試験直前:苦手パートのテクニックを再確認

今まで解いた問題集で、よく間違えるパートを復習します。

TOEIC 600点は、正しい「基礎体力」と「戦術」があれば、誰でも必ず達成できます。 闇雲に勉強するのではなく、賢く、効率的にスコアアップを目指しましょう。応援しています!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次